上本町ヒルズマーク 構造
耐久性と耐震性に配慮した、建物構造。
■耐久性に優れた超高層RC構造。高性能制震構造システムにより、伸びやかな住空間を実現。
圧縮力に強いコンクリートと引張力に強い鉄筋を組み合わせた鉄筋コンクリート造を採用。
また、コア部分に高性能制震ダンパーを配置した、高性能制震システムにより、梁せいなどの構造体寸法の軽減にも配慮し、ゆたかな住空間を創造しました。


高性能制震ダンパーの設置により、地震の揺れを効果的に吸収

万が一の大きな地震の際にも、地震のエネルギーを効果的に吸収し、揺れを軽減する高性能制震ダンパー(高性能摩擦ダンパー《ブレーキダンパー》)を設置しました。
●ブレーキダンパー

RCイメージイラスト

ブレーキダンパーイメージ


溶接により補強した柱構造

ラーメン構造(柱と梁を一体化して骨組みを造った構造)における、柱の帯筋に継ぎ目を溶接した溶接閉鎖型のせん断補強筋を採用。一般的な帯筋に比べて、せん断力に対抗する補強効果が高く、柱の耐震性を向上させています。

プレキャスト化構工法

「上本町ヒルズマーク」では、工場で製作した柱、梁、床部材(プレキャスト部材)を現場へ運搬、組み立てて一体とする建設工法(プレキャスト化構工法)を採用しています。
工場では施工性がよいため、現場での製作(在来工法)と比較し、躯体寸法、鉄筋位置等、より精度の高い部材ができます。また、現場でのコンクリート打設と比べて密実な(単位水量の少ない)コンクリートを打設できるため、コンクリート部材の耐久性がより向上し、将来の乾燥収縮ひび割れを軽減できます。


およそ100年の耐久性を目指した構造躯体

住まいの基本となる構造躯体にこだわり、住戸内の柱、梁、床スラブについては約100年のロングライフを念頭に置いて、耐久設計基準強度30〜70N/mmのコンクリートを採用しています。
これは約100年にわたって大規模な補修を必要とすることなく、鉄筋の腐食やコンクリートの重大な劣化が生じないことが期待できる耐震設計基準強度のコンクリートです。

※日本建築学会建築工事標準仕様書(JASS5)に定められた基準によるもので、適正な長期修繕計画に基づく維持管理が前提であり、マンションのメンテナンスが100年不要ということを保証するものではありません。また、30N/mmとは、1m2あたり約3,000トンの圧縮に耐える強度を意味しています。


【水・セメント比を低減させて、強度と耐久性を高めたコンクリート】
コンクリートは、セメントの量に対して水の比率が少なければ、より高強度となります。「上本町ヒルズマーク」では、その比率を50%以下とすることによって、収縮が少なく、ひび割れが発生しにくいコンクリートを実現しています。


建物の信頼性を何よりも優先した住宅性能の証

■ 構造性能評価を受けて、国土交通大臣認定を取得しているマンションです。
「上本町ヒルズマーク」は、超高層建築物(高さ60mを超える建物)として建築基準法に基づき構造性能評価を受け、国土交通大臣による認定を取得しています。

国の指定する第三者評価機関による住宅性能評価書取得予定のマンションです。

■ 住宅の品質確保の促進等に関する法律により制定された「住宅性能表示制度」。
2000年10月にスタートした「住宅性能表示制度」。
マイホーム購入に際してのさまざまなトラブルを未然に防ぐため施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により、一定の基準で住まいの性能を評価する「住宅性能表示制度」が制定され、国土交通大臣が指定する第三者評価機関による住宅性能評価書の交付が行なわれるようになりました。

■ 基本プランは各住戸ごとに、設計性能評価と建設性能評価の2つの評価書の交付を申請します。
『上本町ヒルズマーク』では、国土交通大臣が指定した指定住宅性能評価機関に評価書の作成を申請する予定です。設計時に申請する設計性能評価は取得済。現場検査を経て交付される建設性能評価は平成19年7月に取得をする予定です。

■『上本町ヒルズマーク』では、8つの評価項目について住宅性能表示を行ないます。
『上本町ヒルズマーク』は、8つの評価項目について指定住宅性能評価機関による共通のルールに基づいた審査の上、等級や数値で性能を表示します。
1.構造の安定(耐震性) 地震などの外力に対する建築構造部の強さについて
2.火災時の安全 火災発生時の対応能力について
3.劣化の軽減(耐久性) 建物構造部の材質の耐久性について
4.維持管理への配慮(メンテナンス) 給排水管とガス管のメンテナンスのしやすさについて
5.温熱環境 断熱性能など住まいの省エネルギー対策について
6.空気環境 ホルムアルデヒドを放散する量の度合について
7.光・視環境(採光・開口) 開口部の方位別の面積割合と、床面積と開口部の割合について
8.高齢者等への配慮(専有部) 住戸内のバリアフリーなど高齢者への配慮について
※日本住宅性能表示基準で定められた9項目のうつ、音環境については選択項目のため、評価対象外としています。
※計画中の設計図面に基づき描き起こしたものであり、実際とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。